【2023年度版】エックスサーバーで特定のディレクトリのみPHPのバージョンを変更する方法

この記事のレベル

初心者向け
2.5
難易度
2.5

エックスサーバーで特定ディレクトリのPHPバージョンをカスタマイズする究極ガイド

こんにちは!エックスサーバーを使用している方々へ、特定のフォルダ内のPHPバージョンをFTPを利用して簡単に変更するテクニックを紹介いたします。

具体的には「sample」ディレクトリでPHP 8.1を使用する手順を示します。

重要: この方法はsv1999以下のサーバーにのみ適用されます。
サーバーパネル内の「サーバー情報」でサーバー番号を事前に確認してください。

必要なcgiファイルをアップロード

まず、PHP 8.1へのアップグレードを目指します。

認識しやすくするためにphp81.fcgiあるいはphp81.cgiという名前でcgiファイルを作成します。
内容は以下の通り:

#!/usr/bin/sh
exec  /usr/bin/php-fcgi8.1

必要に応じて適切なバージョンのパスを指定します。
このパスは、サーバーパネルの[サーバー情報] – [コマンドパス一覧]から確認可能です。
CGIパスを選んでください。

そして、既存のサーバーバージョンよりも新しいバージョンへの切り替えはできません。
これは、既存のPHPバージョンを維持したい場合の解決策として利用されます。

サーバーにアップロードしたら、パーミッションを「705」に変更します。

.htaccessファイルの実装

.htaccessファイルの作成には注意が必要です。
いくつかのOSでは、このファイルが隠しファイルとして認識される場合があります。

Action myphp-script /sample/php.cgi
AddHandler myphp-script .php .html

この例では「sample」というフォルダのPHPバージョンを変更する場合を前提としています。環境に応じてフォルダ名を変更できます。

PHPのバージョンの確認

全ての設定を完了した後、実際にPHPのバージョンが変更されたかを確認するための手順です。

<?php
phpinfo();

「example.com/sample/info.php」にアクセスして、PHPのバージョン情報を確認します。

エラーが出た場合の対処法

エラーメッセージが表示された場合や、PHPのバージョンが正しく変更されていない場合のトラブルシューティング方法を紹介します。

まとめ

エックスサーバーで特定のディレクトリのPHPバージョンを簡単に変更する方法を詳細に解説しました。正確に手順を踏むことで、サイトの動作を最適化することが可能です。

SEOを強化するためのテクニックや最新の情報を知りたい方は、今後の更新もお見逃しなく。